2012年3月21日水曜日

学校の授業で野球と民族性について調べています。 しかし・・・自分で調べるにも...

学校の授業で野球と民族性について調べています。



しかし・・・自分で調べるにも限界があります。詳しい方、日本野球と韓国野球・メジャーやアフリカ野球の違いなど知っている方がいましたら教えてください。


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民族性とは関係ないですよ。



「引き分けがあるのは、日本人の白黒はっきりさせない民族性による」

こんなの、ロバート・ホワイティングとかが広めた妄説ですよ。

チェスでは引き分けがよく起きます。 一方、将棋では引き分けはめったに起きません。



Jリーグが登場した当初、延長戦をおこない、さらにPK戦までして決着を付けていました。

(諸外国のサッカーのリーグ戦では、延長すらない)

それを見た他国のメディアは、「日本人は白黒つけたがる民族だ」と軽蔑していたものです。



ホワイティングが「日本野球とは、守りぬくスタイルだ」とぬかしていた当時、

NPBはホームラン乱造の「思いっきり打ち合い」でした。

一方、当時(70年代から80年代)のMLBは極端な投高打低で、まさに「守り切る野球」をやっていたものです。

(1イニング限定のリリーバーなぞは、この時代のメジャーで生まれた制度)



フランスで野球を指導した吉田義男氏によれば、「フランス人はチームプレーをしようとしない」とのことです。

「個人主義がプレースタイルに反映された」と言えなくもありません。

しかし、サッカーを見ればどうです? チームプレーをしてますよね。

フランスサッカーは、華麗なパス回しが魅力です。

「パスをつなぐ」ということは、個人プレーに走らな、ということになります。

(フランス野球がチームプレーをしないのは、単に野球を知らないだけのことだった)



民族性と野球は関係ないですよ。

しかし‥‥

今やロバート・ホワイティングの書が大学の入試問題に使われるご時勢ですから、

彼の嘘八百を引用したほうが学校の授業では良い結果をもたらすかもしれません。

ですが、「野球民族性論」自体が全くの誤りだということを知って下さい。



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ロバート・ホワイティングという方が日本とアメリカの野球に対する考え方や思考の違いを数冊、本に出しています。韓国やアフリカの違いは読んだことはありませんが図書館などにあると思いますので読んでみてください。



WBCの時に言われていましたが日本は守備から考え、アメリカは攻撃から考えると、日本は1点もやらないという思考でアメリカは相手よりも1点多く取れば良いとの考え。民族性の違いからです。

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