高校1年男子です。僕は進学校に通っているのですが、天才としか思えない人が居ます。
そいつとは小学校からの同級生なのですが、常に学年トップ。中学生のとき、全国模試で一位。高校の7月の進研模試では全国2桁台です。勉強だけでなく、スキーも上手いし、バイオリンも上手い。将棋もアマ初段くらいある。テニスもバドミントンも出来る。皆から信頼されるまとめ役です。よく人生で失敗しない人は皆無と言う人が居ますが、本当でしょうか?それは凡才の人であって、彼のように謙虚で天才な人の場合は違うと思うのです。失敗はどこかに抜けがあるから起こるのであって、常にスキがないならば、一生順風満帆な人生を送るのではないかと、常日頃彼を見ていて思うのですがどうですか?
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たしかに天才はいますね。私の友人でもたいした苦労もせずに余裕で東大に入ったのも複数います。
彼ら彼女ら(以後面倒なので「彼ら」で総称)もさすがに「無勉」ではありませんでしたが、頭が良いので少しの勉強でかなり理解ができたようです。
我々が受験勉強で汲々としている時、彼らは大学受験レベルの勉強はとっくに卒業していたから、専門書や哲学書、あとは外国語の原書(英語ならまだしもフランス語を読んでいる奴もいたのはひっくり返った)を読んだりしていました。
天才は順風満帆で悩みがない、というのは間違いです。天才は天才なりに、凡人は凡人なりに、馬鹿は馬鹿なりに、悩み、壁にぶつかります。
凡人が受験勉強で悩んでいる時に、彼らは受験レベルではないその上の学問や受験とは別の悩みを抱えています。
つまり、何かを悩み、それを解決しようと努力するという点では、天才も凡人も馬鹿も変わりません。
その意味では「スキがないならば、一生順風満帆」という書かれているのは、それは違うと言わざるを得ない。何をもって「順風満帆」と呼ぶかは人によって違うからです。
東大に入れないレベルの者であれば「東大に入りさえすれ一生幸せになれる」と思うかもしれませんが、東大に入れる者は「東大で何をするか」に考えがスライドしています。
同僚の東大卒は「たしかに東大を出ているというだけで、希望すればたいていの就職は何とかなった」と公言していますが、彼は実際就職してからは自分の理想と社会の現実の相違に悩み続け、自分の力で何か変えようにも自分ではできないと落ち込むことが多々あるとも言っています。
つまり、東大卒ということで就職で困らず、世間に賞賛されたは事実ではあるけれども、それとは違う悩みがあったっというのも偽らざる事実だということです。
芸術の才能や運動神経は、ある程度は頭の良さと比例する部分がありますね。
パッパラパーでも運動だけはできる、という人はいますが、パッパラパーでは頭脳プレイができません。
運動神経がずば抜けなくても、頭の良さでそこそこカバーできるというのが私の実感です。
質問者さんは進学校に通っているということですが、進学校だと勉強んばかりしてスポーツはサッパリと思われがちですが、意外と進学校の生徒は運動が「そこそこ」できることに気付いたと思います。
質問の回答ですが、天才の同級生さんは、「凡才」のレベルで悩むことはないでしょうが、彼(たぶん男と思うのでこう書きます)には彼なりのレベルで悩み、彼にとっての失敗をどこかでしたか、これからするのだと思います。
もうひとつ「失敗」というのは、事故をしたとか怪我をしたという「形で見えるもの」でもなければ、「本人の捉え方」次第なので、本人が失敗だと思っていなければ、それは「人生で失敗しない」という考えが成立します。
したって、より正確に回答すれば、失敗するもしないも「彼の捉え方次第」と言えます。
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まだ高校1年生で、人生の5分の1くらいしか生きていませんよね。
縁起でもない話ですが、どんな隙のない人でも重い病気にかかったり、大きな事故にあったりすることもありますし、今のところ成功していても、この先成功が保障されているとは限りません。
また学生の頃は勉強やスポーツができれば優等生としてもてはやされますが、社会に出ればまた違った価値観で評価されますので、一生順風満帆ということはないと思います。
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それはまた物凄い人ですね・・・。
確かに私が高校に通っていたころにも、学年トップ、全国模試トップレベルという猛者はいましたが、そこまでスポーツその他万能、とまではいきませんでした。
しかも性格もしっかりしてるとなると、その方はまさに「天才」の域ですね。
羨ましい限りです。
どこをどう考えてもこの先の人生は素晴らしいはず・・・と考えますが、
実際のところそんな保証はどこにもありませんよ。
少なくとも、人生においてもう一つ重要な要素、「運」があります。
結局私たちは努力その他をすることによって、人生で成功するための確立をあげているだけで、それが100%になることは絶対にありえません。
後、もう一つ強いてあげるとすれば、それは「経験」ですね。「失敗の経験」です。
ですからその方は順風満帆に人生を送れる確率が普通の人よりも高いかもしれませんが、それが確実かどうかは絶対にわかりません。
それに人間は機械ではないので、ミスしない人間はいません。どんなによくできた人でも、多少の失敗は必ずしてしまいます。
また、勉強、スポーツ、そして将棋や音楽などに秀でていても、(それがプロ級であれば話は別ですが)それを趣味としては大いに楽しめますが、仕事に直接結びつけることは中々難しい。まして、勉強が出来る=人生で成功する という図式も成り立つとは限りませんよ。
纏めますと・・・、その天才の方が順風満帆な人生を送る可能性が、高そうだとは言えますが、山あり谷ありなのは当然あるでしょうし、過酷な道になるとも言えないことはありません。
もっとも、順風満帆な生活かどうかを感じるのは本人なので、別に金持ちが良いとか、良い職業にありつけるとか、の問題ではないんですけどね。
ついでに言うと、失敗は本人のせいでなく、「他人のせい」だということもありえますので、そこら辺も運です。
・・・と、散々色々言ってきましたが、その方が素晴らしい人であることは間違いなさそうなので、そこは誤解しないで頂きたいです。
私もそういう方と是非友達になってみたいですね~。
以上が私の独断と偏見に満ちた意見です(笑)
少しでも質問者様の参考になって頂ければ幸いです・・・。
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※ただしイケメンに限る
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それでもふつーの人に僻まれるのでちゃらでしょう
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