大人げないですか?
8才の甥から将棋の対局要求がありました。
棋力差があるのでハンデとしてこちらは飛車、角、銀、香車落ち。
序盤の攻勢をしのぎ飛車と角を奪ったことで甥は戦意喪失。3局3勝しましたが、甥は完全にへこんでいます。
「将棋は強い相手と数をこなして強くなるもの」と祖父から教わりましたが、今の子供には厳しいのでしょうか?
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長文失礼します。
つのだじろう著 愛蔵版「5五の龍」下巻(この本には回答する際いろいろ助けてもらっています)には、
「駒落ちを覚えることは将棋が強くなるためには非常に大切なことなんだ!」
「駒落定跡は平手将棋の基本だ」
「六枚落は数の計算・・足し算の破り方だ。つまり敵の守備駒の枚数以上の駒を足して攻め破る勉強」
「四枚落はその高等戦術。敵の守備駒も多いから引き算の感覚も持たなくてはならない」
「二枚落では自玉の囲いを覚えると同時に盤上の位と駒の働きを覚える」
「飛香落では駒のサバキ方、と金の使い方・・・また上手にも攻め駒があるから自陣を破らせて敵を破る技術と戦いの局面を絞る事を覚える」
「飛車落では正面から攻めきる攻めの技術を身につける」
「角行落では受けの勉強・・・上手の攻めを恐れずに受けながら勝ち切る。上手が受けに回ったら飛車落ちの感覚で攻める」
「香落ちは敵陣のわずかなキズを咎める技術・・それに礼儀を身につける」
つまりは数学で、足し算、引き算、掛け算、割り算、方程式と小学校から順に覚えていくのと同じで、いきなりきつい手合割りは、
足し算や掛け算を知らずに大学の問題を解こうとしてるのと同じです。
そこでまずは甥が勝てる手合割を探してください。そこから再出発してください。当然あなたも甥の成長に負けぬよう駒落ち上手の勉強をしてください。
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気にすることはありません。
彼の人生にはそういう経験は必要なんだと思います。
私も最近、公園で幼稚園児を平手で、一方的に何度も負かしてやりました。
よいことをしたと思っています。
序盤のその手はいけないよ、とアドバイスはしておきましたけど。
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今の子供と言いますが、昔の子供の時の自分を正確に把握できているんでしょうか?
昔通った学校や通学路を久々に観るとショボかったりする感覚わかりますか?
知らないうちに自分も成長したんですよ、今の感覚の自分の幻想があるのだろうけれど、それは自分が子供を養うなりしてみれば親の苦労とかこれだけ未熟だったのに成長したんだと理解できるはずです
私も同じ経験がありましたが、オジチャンに勝って嬉しいと喜び、盛んに将棋をやっているようです
駒組みはまだ下手くそだけどちょっと難解な詰め将棋を解いたりするようになりましたし、
褒められることを知った子供は勉強も励むみたいですよ
成績も全国何位とか優秀らしいです
貴方は人の上に立つ人物ではありませんね、人のヤル気を阻害するようでは駄目です
ま、大人気なさそうですからこうゆう批判的なコメント等はベストアンサーには選ばないでしょう(笑
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今度は8枚落ちで指してあげたらどうですか?
10枚落ちもありますけどね。
私は子供の時、父親と玉だけから始めました。
それでも負けました。
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子供が負けず嫌いならどんどんメタメタにしていいと思います。へこみやすい場合はほどほどに…
どちらにせよ、ちょいちょい超えやすい目標を据えてあげるといいと思います。
まあ大人なので、対戦相手が複数いるならともかく、唯一あなただけなら、あなたが柔軟に合わせてあげたらいいと思います。
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