2012年2月25日土曜日

将棋暦5年です。 中学校入学直後から真剣に指し始め高校2年の今まで指し続けていま...

将棋暦5年です。

中学校入学直後から真剣に指し始め高校2年の今まで指し続けています。

将棋倶楽部24というサイトの15分指しを一日2,3局、対局後の検討も勝ち負けにかかわらずやっています。

学校の空き時間など暇な時には詰め将棋や必死問題をやっていて一日平均50問ずつ程度です。

戦法には右玉及び左玉を採用していて、ネットで拾ったプロや24の高段者の棋譜並べも

一時間前後かけて朝と夜に1局ずつ並べています。

僕は、将棋が好きで好きでたまらず、また、それと同じくらい強くなりたいと思っています。

普段24で上級タブの下の方をぷらぷらしている僕ですが、つい先日久しぶりに会った友達と話をしたら彼は24で3段らしく

実際に指してみたところ、角落ちで負かされてしまいました。ほぼ同時期に始めたというのもありかなりのショックでした・・・。

考えてみれば今までわき目も振らずに自分の世界で将棋を指してきたわけで、周りの同じような年齢、将棋暦の人にライバル

心を抱いたことはありませんでしたが、一気に「いつか追いついてやる}という気持ちが芽生えました。

そこで、自己満足ではありますが、そこそこ努力しているつもりになっていた僕に足りないものは何でしょうか?

そんなことは知らんと思うかもしれませんが、正直かなり息詰まっていてなんで僕は弱いんだとネガティブな気持ちになってしま

うこともしばしばあります。ふと思ったことでも、経験則的なことでも何でもいいので御教授お願いいたします。







ここまで文章力の無いかまってちゃんな高校生の質問を最後まで読んくださってありがとうございます。


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私が今から述べることはあくまで考え方の一つとしてみてください。

強くなれない一つの原因として「ライバルの不在」が考えられます。



私は中学の時初めて将棋のルールを覚えました。その友人に、8枚落ちくらいでコテンパンにのされめちゃくちゃ悔しい思いをしました。そしてそれまで将棋なんかまったく興味がなかった私は、小遣いをはたいて将棋の本を買い、毎日のようにその友人に挑み続け、高校に入る頃には初段の免状を取り、そいつにも勝ち負けできるくらいになっていました。

しかし、高校になってから将棋部に入った私でありますが、正直弱小といってもいいような部活で、初段の私が一番強いくらいでした。ライバルのいなかった私は以前よりも熱が冷め、棋力の向上もほとんどなかったと思います。

しかし、大学の将棋部に入った時、驚きました。そこら辺の力自慢には負けないと自負していた私ですが、先輩や同級生にコテンパンにのされたのです。めちゃくちゃ悔しい思いをして、そいつらに負けるもんかと努力をした結果、24でも三段か四段くらいの実力まで一気に駆け上がりました。



貴方に足りなかったもの…それは質問文の中にも示されているような気がします。



「一気にいつか追いついてやるという気持ちが芽生えました」



貴方に足りなかったものはまさにその気持ちなのではないでしょうか?



大会などでたまたま当たる強豪や、顔も年もよくわからないネット将棋の相手などではライバルとは言えません。

負けた直後は悔しいかもしれませんが、そんな相手の事なんか数日も立てば忘れてしまいますからね。



そうではなく、身近にいて、すぐ手の届きそうな存在。いつもはへらへらしていてるくせに将棋は自分より強くて頭にくる存在。

自分より努力してないくせに自分より強い、けど絶対に負けたくない存在。



そういうやつに勝ってこそ、将棋は楽しいのだと思います。



もちろん、技術的に何か足りていない点もあるのかもしれませんが、ライバルのような存在というのは大切なのではないかなと…

自分の経験ももとに回答させていただきました。



もし可能であるのならば、質問文にあるその友人とできる限り(ネットでもいいので)将棋を指して、負けて、悔しい思いをしつづけることです。いつか追いついてやるという気持ちで指せば、いつの間にか、相手の実力に近づいているかもしれません。



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私も将棋倶楽部24NETで初段目指しています。今1級です。(持ち時間15分から30分将棋の場合)

(免状は四段取得済:10年以上将棋指してなくて今年の5月1日より将棋界に復帰しました。)



1.負けてムカつく相手を見つける事です。



私の場合は、昔楽勝で勝っていた相手(アマ2段位)に互角の戦いをされるようになって悔しいと言うかムカつく思いをしています。

将棋倶楽部24NETで一応初段目指していますが(余り拘らなくなりました。)、親しい友達とNETでなく、将棋盤を囲んで指す方が面白いです。(ソフト指しもいますので)、また将棋道場行くのも良いと思います。大会に出場すると尚良いです。



2.将棋を長くやっていると、倦怠期に陥る事があります。一生懸命毎日将棋の勉強をしているが、勉強する度に調子が悪くなったり、気合が乗らない時は他の遊びもする事です。(但し、余り夢中にならない事ですね)私もこのような時期が約2週間前にありましたが、この知恵袋で質問してアドバイスを素直に受け入れ、調子が戻りました。今頭キレキレの状況です。この状況の時に将棋の勉強をするとサクサクと頭に入ってきます。脳みその気分転換も必要です。(私の他の質問、回答をみて下さい)

週1回位の割合で運動する事も必要です。



3.感想戦をする時は激指し定跡道場優勝記念版2で研究しています。

検討モードで色んな指し手が見えてきます。お小遣いを貯めて買うとよいでしょう。



4.購入した将棋の本は最低3回は読む事です。(詰め将棋も含む)

その場合、同じ本を立て続けに3回読み返すよりか、少し間隔を開けて読み直す方が効率が良いです。

例えば、羽生の法則1巻→2巻→3巻→4巻→別の将棋本→羽生の法則1巻・・・など



現在は羽生の法則1巻(4回目)勉強中(この本を勉強している時期が一番調子が良くなる、攻め、受けの選択が正確なのがわわかりましたので)、寄せの手筋200(著書:金子タカシ)、詰め将棋3手詰めドリルなどなどを少しづつ同時進行で勉強中です。

この次は羽生の法則2巻、寄せが見える本:応用編(著書:森九段)、将棋の戦法(多分矢倉戦を中心)、簡単な詰め将棋の本(多分5手詰め辺り)を同時に少しづつする予定です。



羽生の法則は常に繰り返し勉強していく予定です。1巻→2巻→3巻→4巻の順番(将棋の基本の本だと思います)

(野球に例えると私の中ではキャッチボールみたいな役割の本です)


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師匠に教えてもらうのがいいよ!!


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級位者の大局観は、高段者のそれと比べるとかなり劣っています。

どんなに検討しても、その検討自体が的外れである場合も多いのです。



強い人の大局観、考え方を吸収するのが一番効果がでやすいはずです。

そのためには自分より強い人と、なるべくたくさんの将棋を指すこと。



近くに強い人がいればその人に教わるのが良いでしょう。

また、近くに将棋道場があればぜひ行ってみてください。



私も、質問者さんと似た経歴を持っていて、

独学で指していた高校生の頃までは24で2級止まりでした。



それが、大学で強豪の先輩に揉まれた結果、

卒業時には24で5段になれました。

長い持ち時間で指すことはあまりなくて、

ほとんどは10秒将棋だったのですが、

逆にそのおかげで大局観が磨かれたと思います。

ちなみに私も右玉党です。



ちなみに、4年間で2級→5段の上達は、

大学将棋ではさほど珍しいことではないです。

5級→7段、なんて人もゴロゴロいます。



要はそういった環境が周りにあるか、

自分でそういった場所を見つけられるかどうかです。

頑張ってください。


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初段くらいになると、必要になってくるのが手の見え方です。

盤面をぼんやりみてるいると自然に次の手や筋が浮かんでくるのでないと、実際のところ先読みができません。

というのは、先読みを、あー指すと相手はこー指す、と意志を働かせながらでは遅すぎて、とても実戦ではやってられないからです。

手ではなく筋が見えてくるという部分が多くするように工夫するのがポイントです。

早指しのストレスのある実戦が不足しているのではないでしょうか。たとえば十秒将棋のような。

また、斬り合いの将棋のほうがそういう感覚が養われるように思います。まじめに勝とうとしすぎないで、遊ぶという感覚のほうがよいと思います。

先読みを早くするためには、詰め将棋に熱中するのがよいのではないでしょうか。やさしい詰め将棋を繰り返し解くのではなく、1問数分かかるようなものを2,3問含めるのがよいと思います。'(そのほうが面白いですし。難しいものの数が多すぎると長続きしません)


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角落ちはそもそもそれほど大きなハンディでもありません。プロ対プロで下手が負けることも起こりえる程度の差しかありません。角落ちの手合いは一般に三級差(三段差)なのですが、24の3段と上級の下の方なら下手にかなりつらい手合い割りといえましょう。ライバル心を持つのも結構だけど、これは上手が勝って当然というぐらいの手合い割りです。将棋はどこまでいっても上には上がいるし下には下がいます。一局負けた程度でショックを受けてもしかたありません。将棋には何をどれだけやれば必ず初段になれるという上達プログラムが存在しない。将棋をやるからには誰しも上達を願うものです。将棋には長い歴史があります。古来、無数の先人たちが悪戦苦闘してきたけど、それでも誰も上達プログラムを開発できた人がいないのです。将棋は恐ろしく奥が深いゲームだということです。だから何百年経っても極められることがなく繁栄しているともいえます。また年齢や将棋暦は何の基準にもなりません。同じ年齢や同じ将棋暦だからといって誰もが同じ棋力に到達できるなんてことは絶対に起こらない。足りないものは何でしょうか?と聞かれても答えようが無い。何か本人が気づいていない弱点、欠点があるのかも知れませんが、棋譜を見てみないことにはなんともわかりません。他の質問者さんがどういう質問で自分が気づかない弱点、欠点を見つけて壁を乗り越えようとしているのか参考になさってください。知恵袋にはそうした質問の仕方をする人もいますよ。私とて微力ながらお役に立ちたいと考えるものですが、占い師でも超能力者でもないのです。将棋も人間も難しいものです。

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